6月6日に、Wake Up Japanで市民の間から東アジアの平和について考える、
アジア平和大使プログラムの第一回が無事にスタート。

約10名の方に来ていただき、Wake Up Japanの過去の韓国へのフィールドトリップについてや、
今回のプログラムの構想について共有を実施。

専用ウェブサイトが作りたい・・・
もう少し大々的に広報したい・・・
そもそも広報にもう少し時間的余裕を持ちたい・・・

といったような反省は次回に生かすとし、
ここではそもそものプログラムについて、
そして第一回の様子をレポーティング。


==はじまりは2016年のあるシンポジウム==
まず、ここにいたるまで、一番大きなエナジーとなっているのは、
2016年に夜道を歩いているときに思いついた東アジアの相互理解について扱ったシンポジウム。

▽2016年@東京大学
12473709_10207079651283122_6545866061067342022_o

当時大学院を修了したばかりの頃の私は、韓国や中国で見てきた事、
特に慰安婦の当事者の方々の声をどう広く届けられるか考えており、
ある日夜道を歩きながら「そうだ、シンポジウムをやろう」と思い、あまり深く考えずプラン、実施。笑
フリーハグで有名な桑原さんや、中国の研究を行っていた武井さん、北朝鮮に数回渡航したとこがある竹田君、
そして友人でありOne Young Worldというユース組織で昨年度東アジア地域を統括する役割を担った、
戸田君を迎えた、今考えるとよくも軽々しく声をかけたなぁと思うくらい、豪華なメンバーだった。

当日は100名以上の方を迎え、私はこの経験から、
「やろうと思えばできる」(考えるより行動すべき)
という実感を得て、数年走り続けてきている。
なので基本的に私は何かに悩んでいる人には、「まずやってみれば?」と言う。笑

==東アジア平和プログラム実施まで==
まずは基本コンセプトや実施背景の紹介。

■基本理念
「近くて遠い」と東アジアの次世代が、言わない社会をつくる

■実施背景
  • 内閣府が毎年行う外交に関する世論調査において、近隣諸国である中国・韓国に対しての国民感情は、総じて「親しみを感じない」が親しみを感じるを上回る状況が続いている(中国:2003年以降、韓国:2012年以降)。
  • 一方で、日本にとっての二カ国は、最も身近な隣人であり、日本の在留外国人の数が中国・韓国がそれぞれ上位2位をしめる(法務省 2019)。
  • 3か国の第8回日中韓サミットでは、次の10年に向けた三ヵ国協力の柱とすべき3つのE(Environmental Problem, Elderly Society, Exchange)において、人的交流があげられており、「人と人とのつながりが3カ国の相互理解の基盤」と記述されている。
■ゴール
  • 東アジア地域における、草の根からの平和大使の輪を広げる
  • 過去の歴史的・政治的要因に基づいた日中韓の関係性を今一度客観的に見つめ直し、自分なりの東アジアに対する、多様な時間軸(過去・現在・未来)と他者への痛みを基軸とした、まなざしと姿勢を養う
■アプローチ(変更の可能性あり)
対話(参加者・外部関係者)、読書会、フィールドワーク、トークセッション、Action Learning

■全体像(現時点、日付と場所はコロナの状況に合わせて柔軟に変更の可能性あり)
プログラムは6月から大体来年の2月まで実施となり、大体月に一回関連トピックのイベントを実施する。次回は6/20^^どの回に参加してもOK!
program


■キーワード
東アジア、北東アジア、平和、共生、共感、戦争

そして今年は戦後75周年であり、
個人としては、2010年に国連協会主催の日中韓ユースフォーラムに参加してから、丁度10年目。
すごく意識してこの年に始めようと思っていたわけではないけれども、
自信と経験がある程度たまったのが、ちょうど今年。

==第一回の開催レポ==
東アジア平和大使プログラム V.1は、

東アジアの市民の認識とWUJの取り組み
~なぜ今、東アジアにおいて市民間交流が求められるのか~
というタイトルで実施。

WUJのこれまでの取り組みと、お互いの国民間の認識を改めて紐解きながら、
プログラム概要の説明をした。
前半をWUJ代表理事の洋一さんから、後半を私が担当。

ありがたいことに、大学生から社会人の方まで、約10名の方に来ていただいた。

冒頭、参加者の皆さんに「東アジアと私で思い浮かぶものは何ですか?」と聞いたところ、
  • 多神教が多い
  • 漢字
  • 顔が似ている
  • 政治的対立
  • 歴史(隣国・紛争も)
  • 長い交流関係
との回答。多神教は予想していなかった!笑

そしていつもWUJが行う、アクション・リサーチも実施。
「韓国に対して親しみを感じるか?」
「中国に対して親しみを感じるか?」
という内閣府と同じ設問を、回答だけYes, No, 何も感じない、に変更して問いかけた。

やはり想像していた通り、プログラムの特性上、ほとんどの方がYes(親しみを感じる)で回答。
2は1名、3は2名ついたのみで、内閣府の調査とはかけ離れた結果が出る。
設問が政府に対してなのか、
人に対してなのか明記していないので何を思い浮かべながらかは一人一人違うものの、
プログラムがリーチしている層は両国に対してポジティブなイメージを持っている人、ということだと思う。

それは明るい事でもあるけれども、
少々異なった意見の人も巻き込みながら今後やっていくことは検討したい。


改めて、準備はしすぎても足りず、できたかもと思うことは挙げればきりがない・・・。
それでもプログラムのお披露目が無事にできたことはほっとしている。

引き続き内容に磨きをかけながら、
このコロナの状況の中でもできることを紡ぎだしていきたい。